インドへの転職(給与・税金・英語力)

海外転職:インドの給与/ボーナス/福利厚生/税金

海外転職:インドの給与

インドの給与例(年収)

(INR=ルピー / 1INR=約1.75円 ※2024年10月現在)

日本人がインドで就労するためには、Employment VISAを取得する必要がありますが、それには最低賃金条件が設定されています。

現在の最低給与条件は、162万5000インドルピー(日本円で約300万円程度)となっており、インド政府の規定では、日本人を含む外国人がEmployment VISAを取得するためには、最低給与条件を満たす必要があります。

※為替レートは変動するため、最新の情報を確認することをおすすめします。

職 種

一般レベル

管理職レベル

内勤事務/総務等

​163 ~ 250万INR

​200 ~ 250万INR

​経理・財務

​163 ~ 300万INR

​200 ~ 600万INR

​営業

​163 ~ 250万INR

​200 ~ 500万INR

​技術(製造業)

​163 ~ 300万INR

​200 ~ 600万INR

​技術(建設/インフラ)

​163 ~ 300万INR

​300 ~ 700万INR

​コンサルティング

​163 ~ 320万INR

250 ~ 500万INR

海外転職:インドのボーナス

地域ごとに異なる規則や税制が存在するため、具体的なボーナスの支払い額やタイミングについては、労働契約や労働法、企業の規則を確認をしてください。

※支給額は業種や企業・個人の業績により異なります。

  • 会社によって異なりますが、ボーナスはなく年棒の12分割のケースもあります。

  • 固定の場合、上限2カ月。そのほかは業績変動制がほとんど(約1カ月程度)となります。

  • 企業の方針や業績によって支給の有無や支給額が変動する場合もあります。

  • 通常は年末(12月)にボーナスが支給されることが一般的です。

  • インドでのボーナスの支払いについては、以下の条件を満たす場合に企業側に従業員への支払いの義務が発生します。(Payment of Bonus Act, 1965に記載

    • 会計期間中に1日でも20名以上の労働者を雇用するすべての工場

    • 設立5年以上の企業

    • 利益が発生している事

海外転職:インドの福利厚生・諸手当

※会社により異なるため、会社ごとに確認が必要。
手当・福利厚生として確認すべき項目は住宅手当、交通手当、健康保険、一時帰国費用、通信費など。

  • 残業代は支給されないことが多いです。(給与に含まれる)

  • 保険は現地医療保険に加入している場合が一般的です。

  • VISA、FRRO(外国人登録)取得費用サポートがあるのも一般的です。

  • 多くの日系企業では運転手付きの送迎サービスがついています。

  • 住宅手当については支給されないケースが多いですが、工業地帯での勤務の場合は支給されるケースが多いです。

  • 赴任時航空券、一時帰国費用などのサポートがある企業も多いです。

  • 赴任時に住宅を探すまでのホテル滞在費を支給する企業もあります。​

海外転職:インドの税金(インドの所得税)

  • インドの所得税は累進課税方式ですが、日本人の場合は最低賃金条件が150万ルピーを超えるので30%がかかります。

課税収入

税率

25万INR以下

0%

25万INR超

5%

​50万INR超

10%

75万INR超

15%

100万INR超

20%

125万INR超

25%

150万INR超

30%

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