海外転職：韓国就労ビザと必要な英語力

海外転職：韓国の就労ビザ/就労許可書

韓国の就労許可証（Employment Pass）

• 現地採用で働く外国人のため、駐在ビザ（D-7）、会話指導（E-2）、専門職業（E-5）、特定活動（E-7）などのビザがある。

• 専門職で無い限り、ビザの発給は難しいと言われています。

• 日本籍の在日韓国人の方は、就職活動に制限を受けない在外同胞（F-4）ビザを申請する事ができます。単純労務活動などの一部を除き、自由に就業・労働する事が可能です。

• ※就労ビザ・労働許可証の取得に関する手続き等は適宜改正されますので、関係当局へ随時確認をしてください。

海外転職：韓国で求められる英語力・語学力

• 韓国では韓国語が主要なコミュニケーション言語となっており、日常会話やビジネスにおいても韓国語が必要とされます。

• 技術職の方は語学力が全く問われないケースもある。（募集企業に日本語堪能な人材が居るケースや、通訳がつくケース）

• 技術職以外の方は、基本的にビジネスレベルの韓国語が求められる。

• 日系企業であっても、日本以外の海外拠点とのコミュニケーションも多く、英語もできると良い。

• 日本語が話せる韓国人も多く、ビジネスにおいても日本語が通じる場合もありますが、全ての人が日本語を流暢に話すわけではありません。

海外転職：韓国で優遇される実務経験

• 大手/中堅韓国メーカーでは特定業種（水溶性切削油、コーティング材、ウレタン関連、ウェハーの製造工程、MEMS関連、建築設計、設備設計、下水処理プラント、化学プラント、新エネルギー関連（太陽光発電、風力発電など））の技術実務経験がある方に需要があります。この場合、年齢不問であり、定年退職者も検討される場合もあります。

• 日系企業は製造業（電気・電子、化学、素材、機械、自動車部品等）が多く、業界経験があると有利です。職種は営業や技術営業、FAE、サービス、品質などの求人が多く、最近は化学、素材関連企業のR&D拠点を構える動きもあり、研究開発の求人も出ています。

• 日系企業ではエンジニアリング・プラント業界も採用の動きがも有ります。

• 日系WEB企業やゲーム開発会社の韓国進出に伴い、こういった業界のゲームのプロダクトマネジメントや、携帯アプリケーションのソフトウェア開発、品質保証、事業企画、マーケティングの経験がある方も需要が高まっています。

• バイオ、製薬、ＣＲＯ関連の企業でもデータマネジメント、ＣＲＡ、薬剤師、Ｒ＆Ｄ、営業など幅広く需要あります。

• 経理・人事・総務など間接部門も、日本語可能な経験者ニーズは引き続き高いです。

• 経歴がない新卒でも理系専攻した方はニーズがあります。

• 就業に問題ないビザ保有者（F-4やF-6など）も比較的就業がしやすくなっております。​