海外転職:イギリスの就労ビザ/就労許可書
イギリスの就労ビザ
英国での就労には、就労可能なビザの保有(配偶者ビザ、パートナービザなど)、もしくは、就労ビザを企業にスポンサーしてもらうことが必要。
英国政府は、英国での労働許可を取得するにあたり、ポイントベースシステムを採用している。
就労形態や目的によって、様々なタイプの労働許可証がある。
申請条件を満たしていても必ず許可がおりるとは限らず、企業側にとっても時間とコストがかかる上にリスクが高いので、英国内では既に現地で働けるビザをお持ちの方を優先的に採用することが主流。
※詳細は英国政府ウェブサイトを参照ください。https://www.gov.uk/browse/visas-immigration/work-visas
イギリスのSkilled Worker Visa: (企業申請)
雇用主(企業)がイギリス現地にて申請。個人申請は不可。申請にあたっては、企業側のスポンサーが必要。
Skilled Worker Visaの取得は今なおハードルが高いものの、英国のEU離脱以降このビザの発給数は着実に増えている。
特にIT業界・金融業界での即戦力になりえる人材には企業のスポンサーが増加傾向にある。
以下の基本条件を満たしていることが申請の目安
短期大卒業相当以上の学位
正社員としての職務経験(3~5年以上)
英語力(IELTS for UKVIで4.0以上)、ほかマネジメント経験、ビザ申請ポジションの職務内容に通じる専門性など
イギリスのその他の就労ビザ
Graduate Visa
イギリス国内の大学、大学院を卒業後に就労が許可されるビザです。大学また大学院の場合は2年、そして博士の場合は3年が就労可能となってております。
High Potential Visa
世界トップ50の大学、大学院を卒業した人たちが、卒業してから5年以内に申請ができるビザとなります。日本国内では京都大学そして東京大学が該当しております。
Youth Mobility Scheme Visa
先着順の制度です。※これまでのYMSビザは、日本とイギリスの間でのメール抽選方式によって配分されていましたが、2024年以降は配分枠が増加し6000人の先着順の制度に変更されました。取得後は2年間就労が可能です。
海外転職:イギリスで求められる英語力・語学力
高い英語力が必須です。(目安:IELTS6.5以上、TOEIC800点以上)
英語以外の言語で、ドイツ語、フランス語、オランダ語が堪能(ビジネスレベル)であれば重用される。
海外転職:イギリスで求められるスキル・人物像
日本、アジア圏とは労働倫理感や職場でのコニュニケーションスタイルなど異なる部分もあり、欧米での就労経験があると受け入れられやすく、業界での職務経験は重視されます。
就労可能なビザ(配偶者ビザ、パートナービザなど)をお持ちの方の場合は、より幅広い選択肢があります。
YMSビザ(ワーキングホリデー)など、制限付就労可能ビザをお持ちの方も、範囲は限られるが、ケースとタイミングによっては紹介可能なポジションがでることがあります。
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