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【ベトナム】家族で移住、念願の海外転職とリアルな声

単身での海外転職ではなく、ご家族帯同で海外転職を果たした方のリアルな声です。家族での海外移住、ベトナムでの子育て・学校選び等についてもお答えいただきました。

【スピーカー】

・30代前半/男性/福岡県出身
・略歴
大学卒業後、印刷会社に入社。営業として顧客要望に合わせた印刷物の提案・販売を行う。その後、社内部署異動により、グローバル部署にて、海外に関連した案件を取り扱う。2022年6月から渡越。ハノイにて法人営業担当として現職に勤務。大学在学中にはオーストラリア留学も経験。

【インタビュー】

海外で働きたい想いから、思い切ってベトナムへ

Q:海外転職を目指した理由は、何ですか?
高校生の時に帰国子女の先輩と仲が良かったことがきっかけで、英語に触れる時間が多くあったことや、大学生ではオーストラリア留学を経験し、将来は海外で働きたいと思っていたからです。常にチャンスを探し、前職でも社内異動はあったものの駐在への見通しが立たなかったため、転職を決意しました。

Q:最終的に現職&ベトナムに決められた理由は何ですか?
国を問わず、複数のエージェントを登録して可能性を探っていました。また転職軸は2つで、業界と給与を大切にしていました。将来性がある業界で、自分の経験を活かせる働き方ができること。また給与については、家族がおり小さな子供も二人いるので、現地の生活水準に合わせて家族で生活していけるかを考慮していました。結果、全ての条件が揃うと判断した現職、そしてベトナムにて就業することを決めました。

ベトナムでの苦労。それを乗り越えた先には?

Q:実際にベトナムで働いてみて、仕事面で、またプライベート面で、いかがですか?
仕事面では難しいと感じることが多いです。プロジェクト一つとっても、日本人とベトナム人とでは仕事の進め方が異なります。今まで当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないので、大変に感じることもあります。
プライベート面は便利な国だと思っています。配車アプリが普及しているので移動に困らないことや、支払いも銀行のアプリでネット・カード決済が簡単にできるためです。
子供を育てる上では、日本と比べると多少心配に感じることもあります。ハノイの空気、またバイク・車が多いので危険が潜んでおり、家族で渡越するには大変な面もあるかと思います。

Q:働く中で、ベトナムの文化で苦労した点はなんですか?
報連相が少ないように感じます。例えばベトナム人同僚に「お客様のところに行くときは、他にお願いしたいことがあるから、日程が決まったら教えてね」と伝えるのですが、その後報告がなく…。聞いてみると「昨日行ってきたよ」と言われ、お願いしたかったことができないという結果になってしまいます。

Q:仕事で困ったこと/大変な事への対処はどうしていますか?
上記のことがあるとわかったので、毎週のスケジュールを週の頭に連絡するようにしています。またお願いしていたことに対しては期日の1~2日前には、進捗状況を聞くようにしました。日本で働いていた時よりも、社内コミュニケーションに時間を割くよう意識しています。

Q:いったん給与を下げて現地採用で働く、ということについてはどう思いますか?
その国の物価水準にあっていればいいかなと思っています。可処分所得で見たときに、日本にいる時とあまり変化はないので特に気にしていません。

家族と一緒に過ごすベトナムの日々

Q:ご家族で海外に来られる方、若しくは単身でも、ご家族の同意を得られるかどうかがポイントとなります。 その点はいかがでしたか?
私の場合、妻と子供2人がおりますが、妻とは結婚当初からいずれは海外に行きたいことを話していました。私も妻も大学時代に留学経験があったことから、私の海外への思いを前向きに受け止めてくれ、海外転職に踏み切ることができました。海外に行きたいと思った時から、その思いを家族で共有することが大切だと感じます。

Q:実際にベトナムにきて、想像と違った点はなんですか?
ベトナムに住む前は、一度も旅行でも来たことがなかったのですが、正直に言うと想像通り、かつネットで調べた通りです・・・!
ハノイにおいては、冬は意外と寒く感じました。思ったより雨も少なく、過ごしやすいです。

Q:ベトナムで子育てするにあたって不安なことはありましたか?
子供の年齢が小さいこともあり、幼稚園と病院がどのくらい整っているのか不安でした。渡越する前にインターネット、SNSや周りの友人・知人から情報をかき集め、家族でたくさん調べました。
幼稚園に関しては教育方法や制度(延長保育があるか)など、気になるところがあれば、その幼稚園とWEB面談を設定いただき、直接お話を伺ったりもしました。結果、ベトナムに来た際には以前の不安は解消され、現在も不自由なく暮らしております。

Q:お子さまの幼稚園はどのように決めましたか?
まず選択肢がローカルのベトナム幼稚園・日系幼稚園・インターナショナル幼稚園と3種類あります。私たちはベトナムに来る時、次男が1歳になったばかりだったこともあり、まずはしっかりと日本語の環境で過ごしてほしい思いがあったので、日系幼稚園に絞り探しました。その中でも1歳から預けられること(ハノイは1歳半から通学可能な日系幼稚園が多い印象でした)、夫婦の勤務時間に合わせて延長保育制度が整っていること、また見学に行ってみての雰囲気等が決め手となり、ある日系幼稚園に行くことを決めました。

Q:週末は家族でどのように過ごされていますか?
近隣の公園に行ったり、家族でカフェに行ったりして過ごしています。公園は日本に比べると数は少ない印象ですが、1つの公園がすごく広いです。子供が遊具で遊ぶだけでなく、学生がダンス練習をしていたり、大人もランニングやトレーニングしたり。広々した公園で子供たちもいつも楽しそうに走り回っています。
またベトナムはコーヒーを飲む文化があるので、本当に色々なカフェのお店があります。毎週家族で異なるカフェを訪れるのも楽しみの1つです。

迷っているなら、むしろ海外転職には挑戦を

Q:最後に海外転職の先輩としてアドバイスはありますか?
海外転職を少しでも迷っているなら、ぜひ挑戦してみてください。海外に出てみないとわからないことがあると思います。ベトナムに来て実際感じることとしては、ベトナムの生活はとても楽しいです。東南アジアらしさを感じたり、現地の方の優しさ・温かさに触れたりと、充実した日々を送っています。
みなさんも、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

【まとめ】

ベトナムへの転職を果たした方のリアルな声をお届けしましたが、いかがでしたか?
お仕事のことはもちろん、小さなお子様がいるからこそのお話も聞くことができました。家族で海外移住される方にとっては、特に参考になったのではないでしょうか。
海外転職は、働く環境も住む環境もガラッと変わることから、活動を始めるのに少し気合いが必要な部分もありますが、その1歩さえ踏み出せば、あとは前に進むのみです。

私たち現地に住んでいるコンサルタントだからこそお話できる体験談やエピソード、そして具体的な求人紹介やご転職サポートを全力でさせて頂きます。海外転職で不安に思っている事や気になる事等、何かありましたらいつでもお気軽にご相談ください!

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